概要手荒れは『手湿疹、主婦湿疹』ともいわれ、手のひらや手の甲、指に赤みやかゆみ、ひび割れ、水ぶくれなどの症状がでます。原因は手洗いや洗剤などで手の油分がなくなることで皮膚バリアが脆弱になり、さまざまな刺激が入ることで生じます。ご出産や育児などで水仕事が増加したときや、職業的に化学物質(染毛剤やマニキュア用品、インクなど)に触れる機会が多くなることで発症します。治療方法最も重要なのは原因を極力避けることになります。手の洗いすぎを避け、食器洗いなどはゴム手袋を使用します。 保湿剤の外用をベースとして症状の強い部位にはステロイド外用で治療します。かゆみの強い場合は抗アレルギー薬を内服します。