概要白癬菌という真菌(カビ)による感染症です。足・手・爪・身体・顔面・頭部と体中どこにでも感染する可能性があります。痒みを伴うことが多く、疑った場合は顕微鏡検査で診断します。治療方法抗真菌薬の外用が基本となり、爪などに生じた場合は内服を併用して治療することもあります。内服治療の場合は肝機能障害がでることがあるため、定期的に血液検査を行います。治療のポイントは適切な量を広範囲に継続して外用することです。家族に水虫の方がいる場合は、家族全員での治療を行い、またバスマットやスリッパなど共有しないようにしましょう。白癬菌は菌が皮膚に付いたまま高温多湿状態が24時間続くと感染すると言われています。毎日お風呂でしっかり足を洗う事で感染を予防しましょう。